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少々気になり・・・

気象庁の地震情報を見ていて、つい最近(2013/2/25~)から「栃木県北部」の「ごく浅い」震源ので地震が密集・頻発していることが気になり出しました。

発表された一覧表の解釈にも依るのでしょうが、同地域を震源とした過去2年間での発生回数と同程度の回数を、既にこの2日間で記録しているのは、極めて特異な徴候ではないかと思われます。

震源が集中しいていいる地域(赤マーク)
e0259194_1271279.jpg


「栃木県北部」の地震情報一覧を再編集した表※
e0259194_10415096.jpg


気になったのが、震源の深さで、殆どが、10km以下と極めて浅かったことです。
(地震の震源の深さの90%は地下10~100kmなので、これも特異)
これは、大陸のプレート移動を直接の原因とするものとは明らかに違い、マグマが地表付近に上がって来て、水蒸気爆発を起こした事が原因なのではないかと思われます。

それぞれの地震の規模は小さいので、このまま沈静化してくれれば良いのですが、この事に関してWEBで検索しても『専門家』に依る明快な説明や見解が未だ見られないので、少々気になっています。
 

※気象庁が発表した位置情報は経度・緯度では小数点-2位以下を丸めて表示してあるので、数km の誤差を含んでいると思われます。
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by Ru_p | 2013-02-26 12:24 | その他 | Comments(0)

・・・もうさくら

道端で『川津桜』がもう開いてます
e0259194_13124084.jpg

(東京で今朝9時ごろ)
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by Ru_p | 2013-02-25 13:14 | その他 | Comments(0)

魚籃観音 (の3)

大きな鯉に乗って、サーファーのように水の上を進む姿は、スピード感があり、とても面白い構図です。

e0259194_19144755.jpg
魚濫観世音図 傳 北斎筆   50.8x137.2  07007

本来の「魚籃観音(ぎょらんかんのん)」の「籃(らん)」の字をサンズイの「濫」に置き換えた「題名」ですが、この表示が、北斎漫画の有名な版画と同じなのです。
文字が紛らわしいためか、こんな間違い(又は意図的?)が比較的古く(江戸後期)から有ったという事なのでしょう。

ところで、この観音(観世音・観自在)菩薩は髭の有る男性の顔に描かれています。
「観音菩薩」は本来は男性の設定でしたので、髭は正しい表現なのですが、中国の唐時代以降は女性とする表現が増えたそうです。魚籃観音の由来の話では女性(美女)に化身したはずだったので、ここでも絵師の解釈に間違い(これも意図的?)が有った様です。

仏画なのでか、落款はありませんが「傳 北斎筆」と添え書き(鑑定書)にはありましたので、場合によっては北斎晩年の肉筆画だったのかも知れません。(今さら誰も真筆の立証は出来ないのでしょうが、北斎は敬虔な仏教徒でしたので、当然無落款の仏画を数多く残していました)

下に参考として、北斎漫画での「魚濫観世音」の画像を載せますが、奇抜な構図は確かに似ていると言えそうです。

【参考】 「魚濫観世音図」(『北斎漫画』 十三編の木版画より)
e0259194_0262778.jpg




『ジャポニズム』 の影響で、北斎漫画のこの図柄の鯉の部分を、アールヌーボーの代表的作家のエミール・ガレが模倣し、自身の作品(花器「鯉」1878年)のモチーフとして使っていたことは、とても有名な話です。

【参考】 ( ↓ サントリー美術館のガレ展の画像より転用/比較のため鏡像に左右反転 )e0259194_9254554.jpg














 この画の面白さには、縮れた毛・垂髪・衣・枝などが画面右方向に大きく流れる様に描くことから、体が逆に画面左方向へすばやくターンした瞬間を捉えたと示そうとしている事。それと、顔は正面の高さから見た様なのに、足元や鯉は斜め上方向から見下ろした様に描くなど、視覚的なトリック(見る者の視線が同時には顔と足元を注視ることが出来ないため)を応用して観音菩薩や鯉の存在感を強調しようとしている事など、絵師が視覚効果を意図的に操ろうとした企みが感られる事にあります。また、鯉の上部が水から出ている事を示す描写方法として、水中の体の一部を敢えて描かない(水面と尾の付近)ことで水の存在を表すことなど、多くの工夫を駆使した跡が感じられます。画のテーマにしても、「魚籃観音」とはしましたが、観音菩薩が手にしている枝が柳(楊:少し長過ぎ?※)だとすれば、「楊柳観音」として描いた可能性も十分に考えられ、髭の存在も納得できます。このように深い謎を秘めたことでも、魅力的な(見る人の心理でも見え方の変わる)画なのだと思われます。

(※葉が長すぎるので、もしも、菖蒲の葉だとすれば、鬼除け・魔除けの意味があると言われる「魚籃観音」なのでしょう。更に、鯉と菖蒲とで端午の節句との関連も生じそう;北斎なら、鍾馗の画も多く残しましたので・・・ )





e0259194_13133430.jpg

上の魚濫観音の画に付いていた軸先ですが『卍』が彫られています。
「卍」は、絵師の落款としてはとても洒落た記号だと思いますが、右卍か左卍に関わらず、ほとんどのヨーロッパ諸国では法律によって使用が禁止されているそうです。特にドイツでは「ナチス」との因縁が深く、公の場で使用すると逮捕されるのだそうです。

・・・・・なんとも不運な北斎の画


    



















              
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by Ru_p | 2013-02-14 21:24 | アート・コレクション | Comments(0)

魚籃観音 (の2)

07014
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魚籃観音は、本来はこの画の様に、魚の籃(かご)を持つ美女に変化したとされる観世音菩薩の姿を表した仏画なのです。

この画には、多くの仏画と同様に落款はありませんが、見事な筆遣いの描線や使われている高価な岩絵の具などから、江戸初~中期の名のある絵師の仕事と思われます。
e0259194_1223918.jpg

下膨れの顔や、切れ長で吊り上った一重の目など独特の雰囲気は、時代的には「白隠」の観音図にも影響を与えたのではないか?とすら想像されます。

魚籃観音の説明はここでも
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by Ru_p | 2013-02-12 13:41 | アート・コレクション | Comments(0)

最遅れでも開花

いわゆる「旬」を2ヶ月以上過ぎて傾頭した杭州寒蘭ですが、17日目でようやく開花(通常は2週間)。
まだ、舌が完全には降りきってませんし、色も寝ぼけた様です。
e0259194_7501474.jpg

咲いてくれただけで有り難いのですが・・・遅れるのも狂い咲きの一種なのでしょうか。 
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by Ru_p | 2013-02-11 07:57 | 東洋蘭 | Comments(0)


妄想猫の起末具連記


by Ru_p

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