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カテゴリ:東洋蘭( 31 )

花の表情

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青花無名;開花後40日目(20151212初花確認;20150112花無し処分品として4鉢入手分;記号④-4)

『杭州寒蘭』では、捧心(ホウシン)と呼ばれる部分(舌の上で、前に二本突き出す様な形の花弁)の周囲に雪白色の覆輪(フクリン:縁取り)が見られる事が一つの特徴です。(覆輪は、杭州寒蘭以外に、邱北寒蘭にも見られる場合が有ります)

捧心は、その花の表情(雰囲気)に大きく影響を与える大切な要素の一つです。
捧心の形として一般的に、先端が閉じる様にくっ着いた状態に見える物は、雰囲気が『清楚』なので、多くの人に好まれ、結果的にその入手を難しくしている様です。
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紅更紗名品;開花後30日目

寒蘭は、どの花も開花直後には捧心が閉じているのですが、数日後には多くの花で捧心の先が開き、外側に反る傾向があるので、寒蘭展では、開催日の朝;オープン直前に、出品者が盛んに矯正する光景を目にします。
そして、そんな整形美人と知らずに入手した株は、後日失望する事が多い様です。(開花直後の花だけを見ると、だまされやすいですが、葉姿・葉性を見慣れると、花形の推測を出来る場合が多く、これは細胞分裂の段階で、花も葉から分化した器官だったからに由来するからの様です)
また、花を選ぶ場合には、出来るだけ終花の状態(色・形)を知ると、間違いが少ないと思います。(なんだか、おヨメさんを選ぶ『極意』とかに似・・・?)

稀には矯正(整形)しなくても先端がくっ着いた状態を永く保つ花も有りますが、多くの場合、健全に開花すれば、その先端が僅かに開く事が、花の構造上は自然の様です。(捧心の先が開かない事で有名な『孤峰』ですら、作り方によっては開く咲き方をします)

私の場合、開花後1ヶ月以上の終花になって捧心の先端が開いても、①真っ直ぐ伸びた形、②抱え込む様に先が狭まった形、等を条件として長いこと寒蘭を集めて来たつもりでしたが、最近気が付くと、全く逆で、大胆に外側にカールする花にも魅力を感じる様になりました。
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濃赤花『真寿唐(ますから)』と命名;開花直後で、赤が薄く緑が多く残っている状態
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捧心のカールには、『清楚』とは言えなくとも、十分に『カワイイ』花(感)が・・・・
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by Ru_p | 2015-12-23 17:38 | 東洋蘭 | Comments(2)

ほぼ、咲き揃い


まだ12月も初旬なのに9割近くは開きました。
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by Ru_p | 2015-12-06 20:41 | 東洋蘭 | Comments(0)

イレギュラーではない開花

杭州寒蘭の開花進捗 20151103

ふつう杭州寒蘭の開花時期は、11月下旬から約2ヶ月間(日本寒蘭に比べて約1ヶ月遅い)位ですが、今年は既に『獅子峰』が開きました。
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もっと大きな時季外れ開花も含めて、この様な偏差は、毎年数パーセントの株に起こっています。
おそらくは、遺伝子レベルで組み込まれた出来事で、非常事態の自然災害などから『種』を護る為には、役立ってきたことだとも思われます。
ほかのツボミの多くは、あと、数週間くらいで見頃になりそうです。
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by Ru_p | 2015-11-03 16:17 | 東洋蘭 | Comments(2)

春がほころび・・

中国春蘭のつぼみが一斉に動き、ほころび始めてます。

珍蝶
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老代梅
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賀神梅
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小打梅
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宋梅
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ついでにハルカンランも
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香りの良い中国春蘭の季節は、冬の間からずっと待ち焦がれて来たものです。






そんななか、なんと3ヶ月前に開花した杭州寒蘭が、いまだ変わらぬ姿のまま健在とは驚き。

杭州寒蘭無銘青花
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寒かった事もあるのでしょうが、普通の杭州寒蘭の花期は1~2ヶ月なので、これ以外の株はとっくに萎れてしましまっています。
この花は、葉も花弁も特に肉厚で曲が少ないタイプだったからでしょうか。数年前にネットオークションで葉の画像だけを見て気に入ったので購入しましたが、これほど終花まで捧心の先が開かない花は珍しいです。(未だ無銘なので、何か名前を考えてあげなくては・・・・)

杭州寒蘭は、特に葉の姿が花の特徴を表す事が多い蘭なので、好きな株の葉の特徴を良く観察して、似たものを未選別品の中から選ぶと良い花が咲いてくれる事が多いです。







※コメントでご質問を頂いたので、下に関連する事を追記します。
>葉のどんな特徴を・・
主に「昔のタイプ」の杭州寒蘭での場合ですが、「形」に関しては、花弁毎の特徴(全体の曲や部位毎のしゃくれや巾と厚み変化や他の花弁との分岐の仕方など)と葉のそれとが似ている(元来花弁は葉が進化のした物と見れば、似ていて当然)と考えられます。この事を踏まえて葉姿を見れば、そのプロポーション(例えば葉のカーブは、「垂れ葉」の場合、その断面が部位毎に開き方の異なる「V字型」に近い形と見た場合、元の方の「I字型」に近く閉じた部分では、縦方向の剛性が高くて縦に曲がりにくいが、中程から先の「ー字型」に近い部分では、急に縦方向剛性が下がり曲がりやすい性質になる、と言う見方)と花弁のそれとが近い事を期待出来ます。
他にも、この様な視点で観察すれば、多くの共通点に気付きますので、その先は観る人の感性や観察眼が慣れて来れば、気付く事と思います。
「色」に関しても、爽やかな緑色と地色の純白な花は、株全体に「黄色味」を含まない特徴があるので、遠目にも区別出来ますし、新芽のハカマ付近を見ると更に良く判ります。(但し、「紅花」の場合、杭州寒蘭で後から赤く変化するタイプでは、何時どの程度の濃さになるのか等は非常に難しくて、まだ自信ありません)


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by Ru_p | 2015-02-23 21:52 | 東洋蘭 | Comments(2)

杭州寒蘭 (その後の)

開花し始めてから約1ヶ月たった更紗の花の形が、かなり安定しました。
獅子峰
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花の色は、始めの澄んだ緑から大きく移り変わり、赤紫の筋が目立つりっぱな更紗となりました。
花弁が開ききり、両側弁が一文字に近い平肩(へいけん)となった形を見ると、気持ちが元気になる様な気がするので好きです。色も形もツボミの時には想像出来ない様な大きな変化でした。
全体がこの位まで開くと、棒芯(ほうしん:舌の上の二枚の突き出た弁)の先が多少は開いて来ますが、開いた先端が外側に反らずに内側に慎ましく抱え込む様な形を保つ花が一般的には良い花として好まれています。


他にも杭州・・・・の開花は進んでいます。
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下の邱北寒蘭(紫秀蘭)は、花弁が全て大きく外側に反ったもので、この位大胆に開けっ広げだと、逆に愛嬌さえ感じるので楽しいです。
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by Ru_p | 2014-12-01 18:26 | 東洋蘭 | Comments(0)

邱北の開花

前回(三週間前)ツボミだった邱北(キュウペイ)寒蘭が開花しました。
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一見すると、杭州寒蘭と似ていますが、花弁や葉がより肉厚で、全体にズングリと詰まった感じです。

中国での産地が広範な為か、花数・葉姿・色などでは幾つかタイプがある様です。
これは3花でしたが、花数は少なめで、2花か4花前後のタイプが殆どの様です。
葉は普通2枚で出る様ですが、元の方は杭州寒蘭に似て、細くなっている事が多い様です。
花弁の周囲には細く覆輪が見えますし、舌が雪白の地色に紅点を散らすなど、杭州寒蘭の特徴に類似点が多い様です。
残念ながら、香りは感じられませんが、杭州寒蘭でも他の寒蘭よりは香りが弱いので、その点でも似ていると言えそうです。

おそらく、交雑や進化の過程では極めて近い品種だったのだろうと思います。
日本では別名「紫秀蘭」とも呼ばれますが、音の響きが好まれないためか、あまり使われていない様です。
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by Ru_p | 2014-11-16 08:39 | 東洋蘭 | Comments(0)

杭州寒蘭 進捗

今年、ツボミが上がって来た杭州寒蘭の中で一番早いのが、この株。
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先週の撮影ですので、青花の様に見えますが、この後色が変化する更紗です。

そして、これが一昨日の一番下のツボミの様子。
紫色の筋模様が急に濃くなりました。
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更に、下の画像は今朝の様子。
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普通、花形の良い花は、花弁が肉厚なので、開花には比較的長い時間が掛かるのですが、この所の高めの気温の為か、もう舌が降り始めてしまい、少し不安です。
普通、開花するとツボミの時よりも色が薄く見えます。また、気温が零度以下くらいまで下がると、更に濃くなる事が多いので、まだ中途半端な色合いです。


他の株は、まだツボミが小さい状態です。
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同時期に開花する邱北(キュウペイ)寒蘭は、少し進んでいる様です。
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by Ru_p | 2014-10-26 23:33 | 東洋蘭 | Comments(0)

今日、咲いていた蘭

今季は咲き始めが遅かったので、杭州寒蘭がまだ2株残っています。
終花になって、色は冴え、花容は精悍に変わってきました。
その杭州寒蘭の本来の姿を知るには、終花を観るべきだと思います。
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寒さの影響か中国春蘭も遅れ気味で、なんとか開いているのは
西神梅
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知足素梅
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珍蝶
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老代梅
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これだけでも、東洋蘭特有の香りが付近に漂っていました。
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by Ru_p | 2014-03-08 20:14 | 東洋蘭 | Comments(0)

原種が減少 (羽蝶蘭属)

我が家の羽蝶蘭(うちょうらん)の仲間は、今年も数鉢を残してほぼ咲きそろいました。毎年地上部が枯れ、地中の球根が分裂して殖え、また成長もする多年草で、順調に殖える時もありますが、突然全て枯れて無くなることもあり悩まされています。
「羽蝶蘭には寿命があり、長年栽培すると、ある時にその株の系統全てが枯死してしまう」と言う噂(現実には証明されてません)もあるくらい気難しい面が有り、古い品種を維持するのは難しいです。

羽蝶蘭『雷鳥』(北関東産原種):遅咲き系で、白紫点と淡桃色とに咲き分けします。
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サツマチドリ『妖精』(鹿児島県甑島産原種):花全体が丸くて小さく、優しい雰囲気の名花。
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私の長い羽蝶蘭(属)の栽培歴の中では、多くの株を枯らしてしまいましたが、上の二つの原種だけは、その初期からは約30年間維持出来ているので、特に愛着のある株です。 永く付き合うのなら、原種がオススメ!

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by Ru_p | 2013-06-14 12:38 | 東洋蘭 | Comments(6)

春の目印

気付くと、多摩丘陵産の『トトロの森』が開花していました。
名前も姿も気に入っています。
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ここの周りだけ一瞬「不思議の国」になった様に輝いて・・・・
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by Ru_p | 2013-03-15 16:31 | 東洋蘭 | Comments(0)


妄想猫の起末具連記


by Ru_p

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